『「相談力」入門 対人援助職のためのコミュニケーションスキル36』
鈴木 雅人 著 / 中央法規出版 2,160円(税込)
(この章の実物データを無料でプレゼントします)
1章ではまず、相談とは何か?という全体的な話をしています。
また、情報があふれている時代を反映して、専門家にとって相談力が欠かせなくなっていることもお伝えします。
さらに、たとえ転職しても、お客さんの悩みや問題を解消する仕事(サービス業のほとんどはそうですが)であれば、未来永劫役に立つスキルであることも宣言しています。
「困った時には、誰かに相談する」というコミュニケーションは、多分人間がこの世にいる限り、なくならないですからね。
相談を学ぶ上で、最初に知っておくべきことを語った章で、この本の中でも特に多くの方々に読んでいただきたい内容です。
相談の素晴らしさやその可能性についても感じてもらえると思います。
2章は、相談対応スキル、つまり相談力の基本を押さえます。
相談力のキモである、「3つのステップ」です。
相談における、もっとも重要な気付き
相談の3つのステップ
ステップ1:信頼関係を築く
ステップ2:相談者に受け取る準備をしてもらう
ステップ3:相談者に変化をもたらす など
3章は、36種類ある「相談力」の具体的なスキルを、段階別に詳細に解説します。
本書のメインの章です。
相談スイッチをONにする
相談者を主役におく
相談をエスコートする
観察力で相談者を理解する など
相談できる雰囲気を作るスキル
演出方法をマスターする
安心感をもたらすスキル
心に寄り添うスキル など
受け取る準備をしてもらう
ホッとしてもらいやる気を引き出す
素の自分を表現してもらうスキル など
変化のツボを理解する
考えの「クセ」を把握する
効果的にアドバイスするスキル
気付きをもたらすスキル
行動してもらうスキル など
対応者のストレスや感情をコントロールする
感情表現をマスターする など
最後の4章では、相談力は実際に現場で活用するスキルであるという思いから、実践するための様々なヒントを書きました。
実践ポイント
記録の書き方
モチベーションを保つ方法
タイプ別実践法 など
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